最近リフォームに関してトラブルが多いと聞きますが… |
年々リフォームに取組まれる方々が増加し、リフォーム工事の件数自体の伸びなどがその背景にあると考えられます。リフォーム工事に取組まれる方が増えてくると当然ながらそれを受注しようとする事業者側の競争もはげしくなります。価格競争が原因となり低価格での工事実施による手抜き工事。リフォームを希望するお客様への行き過ぎた営業行為。訪問販売による悪質な手口での強引な契約。
リフォーム工事自体を熟知していない事業者の新規参入・・・・。などトラブルの原因や内容は様々です。このような事業者側の対応のまずさから発生するトラブルが最近目立ちはじめています。
トラブル事例や防止方法、悪質な事業者の手口などを事前に把握してリフォームに取組むよう心がけることがトラブル防止の第1歩ともいえます。 |
リフォーム工事を依頼する場合に注意することはありますか? |
小さい工事でも、リフォーム業者と契約する場合には、書面によって工事請負契約を結んでおくことが、双方の権利義務を確実にしておくために重要です。併せて契約書に契約約款、見積書、仕様書等が添付されているか確認してください。
また、リフォーム工事を始めてからでないと工事内容を確定できない場合があります。「工事内容変更合意書」を取り交わすことや追加の見積書をもらうことなど、工事内容の変更が必要となった時の扱いを工事が始まる前に事業者とよく話し合っておくことをお薦めします。 |
工事に不具合があった時、どうすればいいのですか? |
そんな時は慌てずに、不具合の場所、内容、状況、発見日時等の記録を作成しておきます。また、不具合の状況の写真記録を残しておくのも一つの方法です。その上で事業者へ連絡し、一緒に不具合の状況を確認してください。そのあと保証書や保証約款がある場合には、保証内容を確認してください。
リフォーム工事の瑕疵等不具合については、保証書や保証約款に定める保証のほか、民法その他の法律上の権利を行使できる場合があります。詳しくは専門家にご相談ください。 |
外回りのリフォームの目安はありますか? |
美しい外観は住まいの顔。直接風雨にさらされる部分なので汚れやすく、いつのまにか劣化が進んでいるケースが多いようです。外壁は、雨の影響で黒いカビで汚れたり、全体に色褪せたり、クラックが入ったりすると、塗り替えを考える時期です外壁・屋根のリフォームの目安は7〜10年を目安にすると良いでしょう。外壁塗装の塗材は6種類に分類され、価格も1500円〜5000円/平方メートルと開きがあります。吹付材そのものの耐用年数は、価格に比例して3年〜7年と言われています。施工方法は外壁を高圧洗浄して、下地やクラックを補修します。その上から塗材を吹き付ける方法と吹き付け押えの上からローラーで塗る方法があります。
点検と修繕・リフォームによって住まいの寿命を伸ばすことができます。 |
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